ツインソウル沼に嵌った親友

人生は修行ではない

2発目

さて。

 

最初の告白で振られてから9ヶ月の間、例に漏れず否定・怒り・取引に関する行動を繰り返していたaちゃん。

 

「タラちゃんに愛される幸せな女」の幻影を求め続け、来る日も来る日もいい女の条件についてネットで情報を貪り、

得た情報を試すも思い通りにいかず、悲しくて怒っていました。

 

 

タラちゃんはタラちゃんで、ご自分で仰ってた通りaちゃんにどっぷり依存してるから、

自分の都合や気分次第で一緒に遊び回ったかと思えば、突然放置。

謎に毎週一緒にランチ。

カラダの関係は一切なし。

 

 

 

これがきっと蛇の生殺しってやつだね。

 

 

 

 

生殺しに耐えかねたaちゃん。

ある日2人で外食した帰りに勢いで2度目の告白をしました。

 

 

LINEで。

 

 

彼女どうしても直接は言えないんだよなぁ、、汗

 

 

 

しかし本人もナマゴロシの状態にあることに気付いていたようで、これで振られたらもう諦めようと自分なりに覚悟を決めて告白した模様。

 

 

結果

 

あなたのことは好きだけど、今は趣味や仕事が充実してるから彼女欲しいと思えないんだよね。

 

 

 

また遠回しに振られました。

 

 

 

 

これがまさに価値観の違いというやつなんだけど、

 

aちゃんは白黒つけたい人

タラちゃんは波風立てたくない人

 

これ。

 

この、価値観の違いというものがあってaちゃんはタラちゃんの思考が理解できず、いつまでも現実を受け入れられないのです。

 

 

 

仮にもしタラちゃんもaちゃんと同じく白黒つけたい人だったらきっとハッキリ振ってるはず。

 

そしたらaちゃんもスッと引いたはず。

 

 

反対に2人が波風立てたくない人だったら、

aちゃんはタラちゃんの気持ちを察することができて徐々にフェイドアウトしてたはず。

 

 

タラちゃんとしては恐らく、

振ったのに離れないのは変わらず友達でいたいということだろうか?????

 

の状態だったんじゃないかな。

 

まぁ多少計算があるかもしれんけども。。

 

 

 

そして価値観が違うんだけど、お互いがお互いの存在に依存しあってるものだから沼るんじゃないかと。

 

 

 

 

 

依存。

 

これ。何かこの二人の関係のキーワード的な臭いがする。

 

 

依存って悪かのように言われることが多いけど、個人的にはもっとポジティブなイメージ。

 

 

なんなら「依存」って言葉のイメージが悪いだけな気がする。

依存症とかなんかちょっとやばそうな響きがあるし。

 

 

この人といると楽しくて仕方ない

この人がいない人生は考えられない

とか、

趣味にどハマり中

とか、

休日はマンガやゲームの世界に逃避してます

とか、

依存=夢中、自分に必要なもの

ってことでいいんじゃないかなと。

 

 

aちゃんとタラちゃんは、あまりにも気が合いすぎて一緒にいると楽しくて仕方ないから、お互いの存在に依存してるって感じじゃないかなと。

だけど性格含め価値観が全然違うから相手のことが理解できず気持ちがすれ違うのではと考察。

 

 

 

 

恋愛でよくありがちな、

四六時中好きな人のこと考えてなんも手につかないとか、

暇さえあれば会っていたいとか、

相手の好みに合わせて変わりたいとか、

そういうのは人それぞれの価値観や感情の強弱であって依存ではない気がする。

 

 

恋人がいないとなんもできないとか、

恋人がいないと死にたくなるとか、

常に相手の行動を把握しておこうとするとかメンヘラ的なのは、きっと依存というか依存症でしょうね。

まぁ依存症でも特に誰にも迷惑かけてないならいいんじゃないかなと思うけど。

 

 

あと、明らかに遊ばれてるのに離れられないとかってのは依存じゃなくて、執着心だと思う。

 

 

依存にしろ依存症にしろ執着にしろ価値観の違いにしろ、

問題はそのせいで自分が苦しいってことだよね。

 

 

 

aちゃんは、アイアンマンしかりタラちゃんしかり、価値観が違う人の考え方が理解できなくて勝手に振り回されて、

自分が自分じゃないみたいって言って疲れきって苦しんでました。

 

 

aちゃんとしては彼らに自分の価値を認めてもらいたくてとにかく必死だっただけなんだけどね。

 

 

 

 

 

だがね!(名古屋弁ではない)

 

 

 

 

自分の思いを相手にわかってほしいという気持ちはとてもよくわかるけど、

 

大人になったのなら、相手の考え方を理解して尊重するということも学ばねばいかんのだわ。(名古屋弁風)

 

 

普通に考えて、日常で、

 

自分は!

自分が!

自分自分自分!!

って、ずっと自分のターンのやつがいたらけっこううざいよね。

 

そういうことだよaちゃん。

 

まぁ傷つきすぎてて考える余裕がなかったからなのかもしれないけど。

 

 

 

 

そんなこんなでタラちゃんの考え方を理解できないaちゃんは、

その後タラちゃんとちょっと距離を置いてみたものの、また知らず知らずのうちに自然と磁石のように元の距離に戻ってしまいました。