ツインソウル沼に嵌った親友

人生は修行ではない

自分をけなす

aちゃんがなぜ病んでしまったかというと。

この7段階を真に受けすぎたから。

あと性格が極端だったから。

 

自分達はツインソウルだ。という大前提がある彼女は、この7段階を知り、

ふむふむ、つまり今の私じゃ不完全。

自分磨きして完璧な私になれば彼と幸せになれる!!

 

と、純粋に信じ込んだわけです。

 

 

宮沢賢治先生が言ってました。

永久の未完成 これ完全である

 

不完全が完全。

不完全で完璧。

 

 

大好きな人との復縁を餌に、すでに完璧な自分を一度全破壊して在り方を見直させる。

それがツインソウルのお話。

結果的に成長したならばいいけど、このプログラムはあまりにも破壊的。

 

無価値感は破壊的感情だ。

と、Dr.トビー カーティスが言ってました。

 

まさしくな!!

 

 

 

まずaちゃんは間違いなく他人を思いやれる人。

でも、自分が不完全なせいで彼と離れてしまったと思い込んでるから、いつも自分を責めていじめてた。それでいつもボロボロだから、他人に愛情クレクレってしちゃってた。

 

べつに不完全でいいんだけど。いいとこも悪いとこもあって、それでやっとaちゃんというひとりの人間なのだから。

そして人間というのはみんなそういうものなのだから。

 

なのに、根が真面目だったりするとクレクレしてる自分を恥じて苦行を始めたりする。

 

そうなるともう地獄が始まります。

 

クレクレ厨の自分を責めて責めて責めて、追い込んで、でも脱出できなくて。

どうしてもクレクレしちゃって。

で、また責める。

 

 

恐ろしや。このループ。

もはやいじめと一緒。しかも加害者がクラスメイトや職場のヤバいやつとかじゃなくて、自分。

自分の中だけでコッソリ行われてるいじめ。怖い。

 

そうやって自分を大事にすることと真逆のことしてるからいつまでたっても自分で自分に愛をあげられない。

むしろ責め立てて、自分で自分を孤立させてる。

 

だからどうしてもクレクレしちゃう。

お願いだから、誰か私を愛してくださいって。

そしてそんな自分をまた恥じて責めて、コッソリ(しかもかなりエグく)いじめる。

 

 

真面目で優しくて愛情深くて自分に自信がない性格のaちゃんは、そんなドMのループにすっぽりはまり込んでた。

 

1.私が不完全なせいで彼と離れてしまったのね。私が成長すれば戻ってくるのね。じゃあ戻ってこないってことは私がまだまだクソだからってことね。

と、誰も何も言ってないのにひとりで勝手に自分をけなし始める。けなしてる自覚症状なし。

2.代わりに誰か私を大事にしてクレクレ(無意識)

ex)辛いよー誰かこんな私を助けてよー

ex)私のことだけ見ててよー

ex)私のこと一番に考えてよー

3.はっ!私またやってもーてる!の自己嫌悪

1.私なんでいつまでも成長できないの。マジ使えん。無意味。しょーもない。価値なさすぎ。

2.誰か私の代わりに私を大事にしてクレクレ

3.はっ!……

 

無限ループ。

超スピードで環状線周回してる。

 

はっ!私まわってるわ!もう降りるし!と、強く決意してどこかの駅で下車してほしいけど、まぁ急に降りるのも怖いよね。

慣れ親しんだ環状線だし。

降りたあとどうすればいいだろう…とか思うだろうし。

そもそも降り方がわからない!ということもあるだろうし。

 

あと実は、そういう不幸な自分でいるとクレクレしなくても貰えるからわざわざ下車しないこともありがち。

怠け者めっ。

aちゃんの周りの我々は、いつも苦しんでるaちゃんのことをかわいそうとかなんとか思って何かできることはないかと探してた。

2のところの、辛いよー誰か助けてよー私不幸だよー。によるクレクレです、これは。

もちろん本人は無意識だし、本気で辛いんだろうけど。こちらとしては正直ちょっとうんざりしてたのは否めない。そんな毎日辛いなら別れりゃえーやん。って。

 

 

愛情は買うものではなく与えられるものだと、マイロ・ダヴェンポートさんが言ってました。

 

それクレ!と言って無理にもらうものではなく、それよこせ!と言って強奪するものでもなく、私こんな不幸よ?と言って相手をゆするものでもなく、

少ないですがよかったらどうぞ。

と向こうから与えられるもの。

 

名言。ダヴェンポートさん。

さすがパリ在住のアメリカンは違うな。

 

 

まずはその無意識でしてる自分いじめをやめて、

お主はすでに完璧ぞ。

足りないのがむしろ良い。

完璧なんてなんともつまらんではないか。

美人は3日で飽きるとはよく言ったものよのう。

と、殿様のように自らに話しかけて、

はへぇぇぇ〜、ありがてぇお言葉でさぁ。

と、平伏してみる。

ように勧めてみれば良かったかなと今は思うけど。

 

 

そんな風に、メンタルを蝕まれていく状況の中でこのツインプログラムなるものを信じて自分を叩きのめすことに勤しんでたaちゃん。

aちゃん的には、

この試練を乗り越えたら幸せになれるんだ!

と、信じ込んでました。

そんなアッフォなことあるわけなかろう。

これがツインソウルの厄介なところ。

 

さらにその過程で陥った罠が、

愛情与えなきゃ!とか、

愛さなきゃ!とかいう謎の使命感。

 

なぜだぜ?

なぜ愛情与えなきゃいけないの?そんなエビルスピリッツ…ゴフッ!ゲフッ!

アイアンマンにさ。

それべつに与えたくないなら与えなくていいんだぞ。

 

それなのに無理してまで与えようとする(正確には、嫌だけど我慢する)のは、

他でもない相手からの反応が欲しいから。

ツインソウルでいうところの、早く統合(再会)したいから。

 

もちろん純粋に、かわいそうだから…とか、自分が悪いから…とか、自分がどうにかしなきゃいけないという気持ちもあるんだろうけども、

よーーーく考えて、

それほんとにアイアンマンのためかよ。

 

相手もいい大人なんだから放っとけばいいんですよ。自分のことは自分で解決できますよ。

あと向こうから連絡来ないなら、べつにこちらからの連絡なんて待ってないです。

連絡したくてもできないなんてのは妄の想。

 

そんな戯言信じることなかれ!!

aちゃんお願いですからカムバックto現実!

 

と、何度言いかけたことか。

しかし我慢した。

ツインソウルはすでに彼女のアイデンティティになってたから。